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オリンピックとIT技術

教職員コラム

みなさん、こんにちは。教務部の増田です。

オリンピックには、最先端IT技術のお披露目会という側面もあります。

今回は無観客で残念ながらお披露目できなかったIT技術を紹介いたします。

画像出典:5Gによるスポーツ観戦の進化形、東京五輪3会場での内容明らかに | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

5G ✕ AR

水泳競技では、会場の観戦者がゴーグル型のARデバイスを装着すると、目の前でおこなわれている競技と重ね合わせて、テレビで見れるような合成映像を見れる予定でした。

 

5G ✕ ドローン ✕ ライブ映像合成

セーリングのような望遠鏡や双眼鏡を使わないと見えない海の競技では、55メートルの巨大スクリーンを海に浮かべて、迫力の12K映像が見られるライブビューイングをする予定でした。

 

5G ✕ マルチライブ中継

ゴルフのような離れた数か所で展開される競技では、好きな場所の映像を選択しながら見れる予定でした。

 

この他にも、マラソンコースの沿道に、巨大な横長のディプレイを設置し、札幌を走っているマラソン選手へリアルタイムに地元の応援の様子を遅延なく届けたり、バドミントン競技では、選手やシャトルの動きをホログラフィックでリアルタイムにライブビューイングする予定でした。

 

現在、サッカースタジアムでの5G実証実験や、以下の動画のように卓球のTリーグでの5G活用等のスポーツ観戦でも5G活用が進んでいます。

 

もう少し早くにオリンピックでの無観客が決まっていれば、ITや5G技術を駆使して、お家でオリンピックを楽しむための色んな工夫ができていたかもしれませんね。

 

5G環境が導入されたNCCでも、これから色々な実証実験や実習を展開していきますので、今後のNCCにご注目ください!