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ウイニングイレブンシリーズがついに終わりを迎えます

教職員コラム

 

皆さんこんにちは、eスポーツ科の農頭です。

 

今日は私がプロゲーマーとしてやっているゲーム「ウイニングイレブン」についてのお話です。

 

「ウイニングイレブン」は株式会社コナミデジタルエンタテインメントから発売されているサッカーゲームで、毎年新たな操作システムやグラフィックとともに新作を26年間出し続けてきた国内でも屈指の長寿タイトルです。

 

そのウイニングイレブンシリーズがついに今年、ウイニングイレブンとしては終わりを迎えるときがきました。

 

正確に表現すると終わりを迎えるというよりは、完全に新しくなって生まれ変わります。

 

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今年発売されるウイニングイレブンの最新作の名称は「eFootball™」

ウイニングイレブンという固有名詞はどこにも入っていません。

 

サッカーを表すフットボールに、デジタルを表すeを掛け合わせた造語です。

これには『サッカーゲームを代表するタイトルになりたい』という意味が込められているそうです。

 

これまで26年間続けてきたウイニングイレブンという名前を廃止し、新たな名称でシステムを刷新してスタートする「eFootball」のポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

 

①シリーズ・タイトルロゴを一新

eFootball

先ほどご説明したとおり、あえてこれまで親しまれてきたウイニングイレブンという名称を変更をすることが発表されています。

これについては「eFootball」プロデューサーの木村征太郎氏がインタビューで下記のように回答していました。

 

「われわれはeスポーツにも力を入れており、その規模を大きくしていきたいと考えていました。本作から搭載する新エンジンとビジネスモデルの変更、そしてeスポーツのプラットフォーム。これらの大きな変化が合わさると、今までのウイニングイレブンの継続ではなく、単なる続編以上の大きな変化になります。だからこそ、海外を含めて『eFootball』という新ブランドに変更しました。変化に対する、われわれの決意の表れですね」

 

時代の変化に合わせてウイニングイレブンを進化させたいという決意の表れがこの名称の変化ということだそうです。

確かに、今や国内でも知れ渡ったウイニングイレブンという名称をやめるということはとても覚悟が必要なものに感じます。

 

②対応する全てのデバイスで基本プレイが無料に

「eFootball™」では、PlayStation®5やPC、モバイルといったデバイスを問わず、“基本プレー無料” で楽しむことができるようになります。配信開始時は、FC バルセロナ、マンチェスター ユナイテッド、ユヴェントス、FC バイエルン ミュンヘンなどのビッグクラブでのプレーが可能です。プレーいただけるコンテンツやモードは有料コンテンツとして随時追加されていくとのことです。

これまでは有料ソフトとして発売されていたものが基本プレイ無料になるため、より多くのプレーヤーが参入してこられる環境になったと思います。

 

③デバイスを超えた対戦

「eFootball™」は、PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One、 Windows® 10、Steam®、モバイル(Android、iOS)など、多くのデバイスでプレイが可能となります。さらに、将来的にはPlayStation®5とモバイルとの対戦など、対応するすべてのデバイス同士でのオンライン対戦(クロスプラットフォーム対戦)が可能になる予定です。

基本プレイ無料に加えて異なるデバイス間での対戦が可能になることで、競技シーンもさらに白熱することが期待できそうです。

 

さて、以上3つの大きな変化をご紹介させていただきました。

ウイニングイレブンは人気ジャンルであることに変わりはないものの、今は世の中に魅力的なゲームが広がっており大きな変革を求められる時代になったのかなと思います。競技者である自分自身にとっても、ウイニングイレブンシリーズがこれまでと変わりなく、そしてこれまで以上に多くの人に親しまれるタイトルであり続けてほしいです。

 

良かったら皆さんも新しくなったウイニングイレブンをぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!