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教職員コラム
グラフィック系学科担当のホシノです。
 GW中にレンタルで映画を何本か観ました。
 で、その中で超お勧めなのが『パコと魔法の絵本』。
 ビジュアルセンス、ピカイチ! 派手な色使いで、
 ちょっとコミカルな感じだけど、超COOLです☆
 映画の中の3DCGパートは東京の【ルーデンス】っていう
 映像プロダクションが手掛けているんだけど、3DCGのデキも
 いいと思う。世界観とか色使いとか監督自身が持ってるテイスト
 をしっかり表現しているんだよね。
 ルーデンスと中島監督は、中島監督がCMディレクターだったこと
 からの付き合いなんだ。有名なものだと『サッポロビールの黒ラベル
 シリーズ』とか、豊川悦司・山崎努が温泉で卓球してるCM。
 (覚えてる?)だから、お互いのことをよく知ってるんだよね〜。
 ※なんだか妙に事情通でしょ? そのルーデンスって会社に3DCGで
 仕事してる卒業生がいるんだよね。
 多くの卒業生が業界にいるからそういった情報も入ってくる!!
 (以下、簡単な映画評価)
 中島哲也監督ものでは「下妻物語」「嫌われ松子の一生」
 なんかがあるんだけど、「下妻物語」は見ていたのですごく
 期待していました。で、その期待を裏切らないビジュアルと
 脚本でした。まさに中島作品! という感じです。 
 抜かりはないですね〜。 
 冒頭は基本インパクト重視のキャラクター性が強すぎるくらいの
 描写で、下妻の時と同じ構成なんだけど、ちゃんと計画された
 キャラクター描写だということがこの映画でも証明されてます。
 「なんだこれ!?」って感じでハッキリと好き嫌いが分かれる
 世界観だけど、ちゃんと後半はまとめてくるんだよね。
 途中で空中分解しないんだよね。
 ビジュアル重視の映画の多くが、ビジュアル性にとらわれ過ぎて
 映画の途中で収集がつかなくなったりテンションを保てなくなって
 空中分解してしまうんだけど、中島監督はその辺を判っているので
 ちゃんと脚本を練ってくるんですよね〜。
 まだ観てないって人はゼヒ!!